シニアデザイナー SHIRAI
2026.3.2
おはようございます、デザイナーとしてアートディレクションとUX業務を担当しているSHIRAI(@shirai_astaster)です。
これまでの記事では、ユーザビリティテストやUIアニメーションなど、ユーザーの体験の質に関わるテーマを取り上げてきました。今回は少し視点を引いて、プロダクトの土台となる「情報設計」について触れてみようと思います。
スマホやWebサービスで迷わず目的のページにたどり着けるとき。
その「自然に進める感じ」の裏側には情報がきちんと整理されていることが多いです。
ページのつながりやメニューの構造、情報のまとまり方。
こうした見えにくい部分が整っているだけでユーザー体験は良くなります。
今回は、ユーザーが迷わない体験をつくるための「情報設計」を考えるときの視点を整理してみたいと思います😀😀
情報設計は「デザインをつくる前に行う土台づくり」です。
何をどこに置くのか。どう分類し、どんな順番で見せるのか。
この整理が曖昧なままでは、どれだけ見た目を整えても使いやすさは生まれません。
逆に情報の構造が整っていれば、画面の情報量が多くなくても、ユーザーは自然と目的にたどり着けます。

アスタスタでは情報設計を次のような流れで進めています。
まずは誰が使うのかを整理します。 どんな立場の人がどんな目的でこのサービスを使うのか。 ここが曖昧なままだと、その後の構造や導線もぶれてしまいます。
必要に応じて、ユーザーがどのような流れでサービスに触れるのか(ユーザージャーニー)を簡単に整理することもあります。
次に、情報同士の関係性を整理します。
どれがメインで、どれが補足なのか。 何から理解すれば次のユーザー行動につながるのか。こちらが伝えたい順番ではなく、ユーザーが自然に読み進められる順番へ整えることを意識しています。
情報設計はあくまで仮説です。
実際のユーザーの操作を観察・GA4の経路データ探索などから、想定していなかった迷いが見えてくることもあります。
情報設計 → テスト → 改善
このサイクルを繰り返すことで導線は少しずつ磨かれていきます。
情報設計は派手な工程ではありません。
どちらかというとディレクターが行う面倒な作業・・・みたいに軽く見られがちです。
ですがここが整っていなければどれだけデザインを作り込んでもユーザーにとって使いやすいWebサイトにすることは難しいです。 (そもそもデザイナー視点で考えてもデザインしにくい構成になるいことが多いです・・・)
誰に、何を、どんな順番で届けるのか。
その流れを丁寧に整えることが、迷わない体験の土台になります。
アスタスタでは、こうした基礎をひとつずつ積み重ねながら「使いやすさを育てるデザイン」をこれからも続けていきたいと考えています😀😀
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